ボックス買いという舟券の購入方法があることは知っているけれど、具体的にどのようなものかわからないという方は多いです。
当たる確率は高いので、有用な購入方法の1つですが、あまり理解せずにアプローチすると、購入金額が高くなり、ほとんど利益を出せないもしくはかなり損をしてしまうというケースがあります。
チャレンジするのであれば、ある程度テクニックをマスターしておく必要があるでしょう。
本記事ではボックス買いについて詳しくご紹介します。

ボックス買いとは?

 

まずは、ボックス買いはどのようなものかを知っておくことが大切です。ボックス買いは、艇の数を選び、全通り組み合わせて購入する方法です。
なかなかイメージできないという方もいますが、具体例を見るとイメージしやすいでしょう。

何通りあるかは購入する段階まで分からない

あらかじめ何通りあるか分かっていれば、予算など立てやすいでしょう。ただし、購入する段階まで何通りあるか把握できないケースがあります。
競艇場で、舟券をマークシートを使用して購入するという方もいるでしょう。マークシートを利用して舟券を購入する場合、買い目の選択は自動になります。購入する段階になるまで正確な数が分からない状態なのです。
何点購入するか分からない場合、どの程度資金が必要になるか判断できないでしょう。そこで、マークシートで舟券を購入する場合であっても、点数の計算方法を把握しておくことが重要です。
一方、舟券をインターネットで購入するのであれば、購入する際に、何点購入するか表示されます。あらかじめ金額が分かるのは安心感があるでしょう。

買い目は全部で何通りか計算できるようになろう

最初のステップとして、買い目が何通りあるか自力で分かるということが非常に重要です。
まずはじめに、艇の数を選びます。そして、全通り購入するので、選んだ数により、購入する点数が決定します。
ボックス買いの場合、3連単、2連単、3連複、2連複、拡連複によって計算方法が異なります。

3連単のボックス買いの計算方法

選んだ数×(選んだ数-1の数)×(選んだ数-2の数)=点数

上記計算式になります。しかし、あまりイメージできないという方もいるでしょう。

3連単のボックスの例

3連単でボックスの場合は、3ボックス、4ボックス、5ボックス、6ボックスがあります。

3ボックスの場合は、以下の6通りです。
(1,2,3)
(1,3,2)
(2,1,3)
(2,3,1)
(3,1,2)
(3,2,1)

このときの計算は、選んだ艇の数が3なので、3×(3-1)×(3-2)=6という計算になります。

同様に、4ボックスの場合は24点、5ボックスの場合は60点、6ボックスの場合は120点です。

組み合わせは最大で120通りです。

2連単

選んだ艇の数×(選んだ艇の数-1)=点数

2連単は、上記計算式になります。

2連単に関しても、具体的なイメージができないという方もいるでしょう。2連単の具体例をご紹介します。

2連単1,2,3ボックスの例

2連単を(1,2)(1,3)(2,1)(2,3)(3,1)(3,2)の6点購入します。

選んだ艇が3つだった場合は「3×(3-1)=6」と、買い目は12点となります。

このように、ボックスは、全ての組み合わせの舟券を購入することになります。購入点数は、券の種類によって違いがあります。

2連単は6艇全てを選んだ場合が最高で30点となります。

ボックス買いの場合は、複数の組み合わせを1つずつ購入していくのではなく、全通りを一気に購入できます。締め切りまでに時間があまりないという場合におすすめです。

3連複

3連複の組み合わせ数は、3連単に6分の1になります。3連単の計算方法をマスターしていれば、それを6で割ることで算出できるでしょう。

2連複・拡連複

6艇中2艇が当たれば良いということになります。比較的チャレンジしやすいでしょう。

4艇ボックスの計算方法をマスターしよう

4艇ボックスの場合、全6種の中から4種を選びます。そして、選んだ全組み合わせを購入するということになります。

2着、もしくは3着以内にどの艇が入るかを当てれば成功ということになります。

選んだ数が4つであれば、排除する艇を2つ選べば良いということなので、初心者の方でも予想しやすいでしょう。

4艇ボックスはレースを予想するのが困難な場合におすすめ

 

4艇ボックスはレースを予想するのが困難な場合におすすめです。具体的には、SGやG1などでは、どの選手もレベルが高いため、なかなか予想することができません。予想するのは難しいけれど、払戻金が高額になるパターンの舟券は確実に購入しておきたいという方におすすめです。

また、レースの際の条件が悪く、レースが予想できないときにも、絞り込まずに広く購入するのが良いでしょう。

競艇好きといえば蛭子能収さんをイメージする方が多いですが、蛭子能収さんは、「蛭子買い」という3連単4艇ボックス買いを行っています。

4艇ボックスのデメリットをチェックしよう

全通りの船券を購入するのにはデメリットがあります。ボックス買いをする際には、デメリットについてもあらかじめ把握し、総合的に判断するようにしましょう。

デメリットは、マークシートを使用して購入した場合、均等買いになることです。
1点しか投資金額を設定できないと、均等買いになってしまいます。 均等買いになった場合は、「トリガミ」の危険が付きまといます。
予想が的中したとしても、投資金額よりも払戻金の方が少ないというケースがあるのです。
一方、インターネットでボックス買いする場合は、投資金額を微調整できるのでおすすめです。

どんなレースでボックス買いすべき?

ボックス買いは、予想が的中しやすいレースではおすすめできません。というのも、比較的堅いレースの場合は、回収率が低くなるのです。 いわゆるトリガミのリスクが高くなります。
最終的な回収率を考慮しておく必要があります。もしくは、情報収集をしっかりとし、よく出る目を予想するというのが大切です。

ボックス買いのマークシートの書き方を知っておこう

ボックス買いをする際、マークシートを利用する方が多いので、マークシートの書き方を知っておくことが大切です。というのも、マークシートは2種類あり、通常用、ながし用、ボックス用などと舟券の購入方法によって分かれているのです。
ながしなどその他のマークシートと間違えるケースがあるので注意しておきましょう。

ボックス買いはメリット・デメリットを把握して検討しよう

 

ボックス買いには様々なメリットやデメリットがあります。メリットとしては予想しやすいこと、穴狙いが可能なこと、予想的中率が高いことです。

4艇ボックスの場合、排除する艇は2つなので、ある程度強い選手が分かっていれば予想が的中する可能性が高いです。

一方、ボックス買いは、組み合わせの無駄が多い、点数が多いので購入金額が高くなりやすい、回収率が低くなるというデメリットがあります。

ボックス買いはメリット、デメリットありますが、多くの方に利用されています。テクニックをマスターすることで、競艇が楽しくなるでしょう。ぜひボックス買いについての知識をつけ、予想の的中率を上げましょう。

より詳しくは、辛口オヤジさんの「競艇 ボックス」の記事がおすすめです!

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