舟券の購入方法は、他のギャンブルとそれほど変わりません。他のギャンブルをやっている人であれば、券の購入方法はイメージできるでしょう。
競艇の場合、1つのレース当たり走行するのは必ず6艇です。非常に出走数が少ないので、コツをつかめば初心者でもチャレンジしやすくなっています。
購入の仕方としては、単勝、連勝、三連単など様々で、それぞれ難易度が異なります。購入金額を抑え、予想の的中率が上がると、競艇で稼ぐことができるでしょう。
舟券の種類を見てみよう
舟券には複数の種類があります。予想の的中のしやすさ、購入金額などを総合的に判断し、舟券を購入します。舟券の特徴を把握することが、競艇を楽しむために非常に重要です。ここでは、舟券の種類についてご紹介しますので、参考にしてみてください。
単勝
1艇のみ選んで舟券を購入します。6艇のうちの1つを当てれば良いので、当たる確率は6分の1になります。初心者におすすめです。ただし、払戻金が少ないこと、オッズが変わりやすいことから、利益がほとんどないというケースも少なくありません。競艇にチャレンジする段階ではおすすめですが、慣れてきたら、さらに難易度の高い舟券の購入を目指してみると良いでしょう。
>>競艇 単勝
複勝
1艇を選び、予想した艇が2位以内に入れば、予想が的中したということになります。走行する6艇のうち2通りの的中となります。
>>競艇 複勝
2連単
1着、2着を順番に当てるという舟券の購入方法です。予想と順番が逆の場合は失敗となります。競艇では6艇がレースに参加するので、全部で30通りあります。
>>競艇 二連単
2連複(連勝)
2艇選んで舟券を購入し、選んだ2艇がどちらも2位以内に入ると予想が的中ということになります。着順は関係ないので、舟券の購入は全部で15通りあります。
>>競艇 二連複
拡連複(拡大2連勝)
2艇を選択し、選択した2艇がどちらも3位以内に入ると予想が的中したことになります。ギャンブルの1種である競馬では、ワイドと言われる購入方法です。全部で15通りあり、的中の組み合わせとしては、1-2着、1-3着、2-3着と3通りになります。的中する確率は計算上5分の1になりますが、単勝よりも平均配当は高くなります。
>>競艇 拡連複
三連単
三連単では、1着、2着、3着を順番に的中させます。当てるのは難しいですが、その分払戻金が高額になるのが魅力です。
>>競艇 三連単
三連複
三連複は、艇を3つ選び、選んだ艇が全て3位以内であれば、予想が的中したことになります。全部で20通りです。三連単と比較すると、予想は的中しやすくなっています。
>>競艇 三連複
連単と連複の使い分けを知っておこう
競艇では、連単と連複の特徴を理解し、使い分けて舟券を購入することが大切です。
具体的には、2連単の予想を的中させるために、1-2と2-1の舟券購入に500円ずつ費やすのと、2連複の予想的中を目指して1-2を1000円分で購入するのは、費用は同じです。また、的中条件も同じになるでしょう。
2連単と2連複の使い分けは以下のようになります。
人気のある競艇選手狙いでいくのであれば、2連複を1点購入するのがおすすめです。一方、人気の低い競艇選手を取り入れたいのであれば、2連単を購入するのが効果的です。
2連単の場合は、比較的当たりやすいので考え方は分かりやすいですが、3連単は非常に難易度が高いため、このようなシンプルな考え方ではうまくいかないことが多いです。
3連単は本命が高確率で予測できる場合に活用することが多い
3連単は、基本的に本命を高確率で予測できる場合に活用することが多いです。
具体的には、1着が確実なレースにおいては、1着を固定して購入し、2着、3着を複数の組み合わせで予想して購入します。本命を固定しておくことで、舟券の予想が的中する可能性が高くなるでしょう。
もし、1着、2着が確実に予想できているのであれば、さらに絞り込めます。競艇ベテランの方は、3連単のみで勝負しているケースも多いです。3連単は当てるのが難しい分、払戻金も高いのです。
初心者の方は、1着、2着が確実な上位選手が出場しているレースで3連単を狙い、それ以外のレースでは、予想が的中しやすい舟券の購入方法を選択すると良いでしょう。
ボックス、流し、フォーメーションについて理解しよう
競艇を攻略するためには、ボックス、流し、フォーメーションについて理解しておくことが大切です。競艇では、ボックス、流し用でマークシートが準備されていることが多いです。ただし、フォーメーション専用のマークシートは準備されていません。ネット投票を行うか、手動で1つずつ購入する必要があります。
ボックス、流し、フォーメーションについて理解しておきましょう。それぞれについて詳細をご紹介しますので、参考にしてみてください。
ボックスとは
ボックスは、競艇において、3連単で利用されるケースが多いです。ボックスは、全ての組み合わせの舟券を購入する方法です。具体的な事例を以下にご紹介します。舟券の購入における、ヒントになるでしょう。
3連単のボックスを見てみよう
3連単でボックスの場合は、3艇ボックス、4艇ボックス、5艇ボックス、6艇ボックスがあります。
3艇ボックスの場合は、(1,2,3)(1,3,2)(2,1,3)(2,3,1)(3,1,2)(3,2,1)の6点を購入する形になります。
2連単1,2,3ボックスの場合
2連単を(1,2)(1,3)(2,1)(2,3)(3,1)(3,2)の6点購入します。
このように、ボックスは、全ての組み合わせの舟券を購入することになります。購入点数は、券の種類によって違いがあります。
>>競艇 ボックス
ながしについて知っておこう
ながしは、2連単、2連複、拡連複など選択する艇が2つの場合は1つの軸を、3連単、三連複など3つの艇を選択する場合は2つの軸を選択にして購入します。ながしについてイメージできないという方もいますが、以下に例を示しますので、参考にしてみてください。
2連単のながしの例
軸を1番にするのであれば、前部で次の5点となります。
(1,2)(1,3)(1,4)(1,5)(1,6)
3連単のながしの例
3連単のながしの場合、1着の軸を1番、2着の軸を2番にするのであれば、3着を3,4,5と流した際は、以下の3点になります。
(1,2,3)(1,2,4)(1,2,5)
2連単、3連単でながしをする場合、軸を1着や2着にする必要はありません。例えば、2連単の場合は2着を軸にしたり、3連単では2着と3着を軸にすることもできます。
>>競艇 流し
フォーメーションについて知っておこう
フォーメーションは、ボックスとながしの中間のような性質のある買い方です。組み合わせを細かく選べるのが特徴です。
具体的には、3連単の場合、軸を通常であれば1個しか選択できません。ただし、購入する際、軸を2艇にすることが可能です。フォーメーションの具体例を以下に示します。
3連単の上位2つを1と2,3着を3と4にした場合は以下の4点になります。
(1,2,3)(1,2,4)(2,1,3)(2,1,4)
3連単で1着軸2艇、2着軸1艇、3着軸1艇のパターン
(1,2-3-1,2,4)のフォーメーションであれば以下の4点になります。
(1,3,2)(1,3,4)(2,3,1)(2,3,4)
2つめの例はあまり使われることはありません。しかし、フォーメーションであれば、1着と3着で組み合わせを同じにすることもできます。活用方法の幅は広いでしょう。
競艇では走行するのは6つの艇というルールになっています。様々な作戦により、より細かく購入点数を絞り込むことができます。